今日は好きな人である家入さんの著書を紹介します。さらっと1,2時間で読める1冊です。
とことん常識を疑え
僕自身これまで本当に「普通」でみんなが通る道から外れることをしなかった人生でした。高校3年生の時には何の疑いもなく大学に行くものだと何も思考せず受験勉強をして合格。4年間なんとなく大学に通い、就職活動をして、22歳で就職。気持ち悪いくらい普通のレールに乗っかってきた感があります。
著者は中学2年から登校拒否になり、高校も1年で中退。大学受験にも失敗(実際には受けていない)し、会社にも適合できなかった。そこに当時から信念があったかはわかりませんが、とことん自分に正直に生きてきています。彼はその後起業し、会社を上場まで導いています。
どちらが正解という訳ではありません。自分に正直に生きたら成功する訳でもありません。でも、世の中で当たり前とされている常識を疑わず流されて生きることはある意味楽ではありますが、自分の人生を生きているかと言われると疑問が生じます。知恵がつくとだんだん人と違うことが怖くなったり、悪いことだと思ったりしますが、常識なんて所詮誰かが作り出したもの。自分の中の声に従うのが自分の人生を生きるということなのでしょう。
小さく素早くアイディアを形にする
著者は起業することを一つの道として推奨しています。その立ち上げ方は一人で始めて、失敗したら一人でクローズしても良いくらいの小さなサイズでとにかく素早く立ち上げることを薦めています。そう考えたら失敗も大したリスクではなく、どんどん実行に移し形にしていくべきとすら思えます。本書は有名なリーン・スタートアップよりも1年も前に発行されていますが、考え方は同じですね。
僕も今サラリーマンをしながら一つのサービスの立ち上げにトライしています。この1年はやりたいサービスはとりあえず立ち上げでそのプロセスと改善から学びを得ることに力を注いでいきたいと思っています。近々サービスリリースを公表できるといいな。