僕の勤めている会社では半期ごとに人事考課が行われます。
期の始めは4月からですので、4〜9月いわゆる上期で1度評価をされます。
評価にあたっては期初(今回で言うと4月)に目標を設定し、上司と握ります。
ですが、今期から上司が変わったことと人材マネジメントの仕組みが変わったことから目標設定の時期が延び延びになっており、ようやく先週目標設定を行いました。
昨年とは上司が変わるのでどのようなことを求められるのか、どのような目標の方針になるのか不安でしたが、今回の上司は「コーチング」が本当に上手く、僕が設定すべき目標をすんなりと決めることができました。
コーチングとは
人材開発の技法の1つ。対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術である。相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促す。
wikipediaより
そこでコーチングされた身として、どのようにしたら目標設定がうまくできるかを振り返ってみたいと思います。
第3者に自分の強みと弱みを教えてもらう
自分の強みと弱みって意外と自分ではわからなかったり、自分では弱みと思っていても見方を変えると強みだったりすることがあります。今回新しい上司には自分の思う強みと弱みを伝えた上で、普段の業務やこれまでのキャリアを理解してもらい、上司から見る僕の強みと弱みを教えてもらいました。この作業は以前の上司ともやろうと試みましたが、僕の強み弱みを教えてもらうことはできませんでした。コーチングする立場としては、相手をしっかりと理解し、良いところ改善すべきところを伝えるというのが大切で、教えられる側としても新しい発見があります。
ちなみに整理した僕の強み弱みは以下の通りです。
■強み
- 理解、キャッチアップの早さ
- バランスの良さ(安定感)*知識、経験が特定の分野に偏らず幅が広い
■弱み
- 問題を発見し、論点を設定すること
やろうと決まったことをやりきる力はあるのですが、何をやるのか決めるところに課題があります。
将来の自分のなりたい姿をイメージする
強み、弱みはあくまでも過去から現在の姿です。目標を設定するには将来なり対姿と現状とのギャップを明確にしなければなりません。この将来なりたい姿についても、コーチとしっかり共有できていることが正しい目標設定につながる重要な要素だと考えます。
解決策の事例を教えてもらう
以前の上司とのコミュニケーションで決定的にかけていたのがコレ。以前の上司は良く言うと放任主義で自分で考えさせるタイプ、悪く言うと何もしてくれない人でした。これはある程度スキル、キャリアの土壌が備わった人であれば成長に拍車がかかると思いますが、やり方がわからない人がこのマネジメントをされるとお互いストレスがかかります。今回は設定した目標に対してどうしたら近づけるかを教えてもらいました。そこで考え方を養うために読んでおくべき書籍や、日々の業務における考え方、心の持ち方を教えてもらうことができました。
もちろんこれが決定的な答えではありませんが、まず目標の達成に向けて1歩を踏み出すのにアイディアを与えてもらうというのは重要な要素だと思います。
というわけで、僕の当面の目標(業務の定量的な目標は別)は
問題を発見し、論点を設定すること
そのためにすることは以下の通りです。
- 事業の利益貢献につながる要素、本質をつかむ
- その本質について常に思いを巡らせ、気づきをアクションに転嫁する
- 自分が考えているレイヤーレベルを理解し、高いレイヤーで考える
9月まで時間もわずかですが、目標達成に向けて一歩ずつ成長していきます!
*上司に薦めてもらった書籍を紹介します!
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