30歳を超えて来月で5年が過ぎようとしています。
そんな中出会った1冊を紹介します。
実力派天邪鬼になれ
まず現代の若者(20〜30代)は負け犬になることを恐れ、漠然とビジネススキルをつけなければならないともがいているが、必要条件の部分に時間を費やしていて、差別化できていないという指摘から始まります。すでにこの部分で大きく共感。自分自身も遅れを取らないようにと勉強をしているが、ロジカルシンキングやファイナンスなどはすでに差別化にはならない必要条件に過ぎません。
著者はそんな若者に「実力派天邪鬼」になれと言います。
実力派天邪鬼とは、基礎的なビジネススキルをおさえた上で、創造性とカリスマ性を持ち合わせた経営者人材のこと。そのなかでも、ロジカルシンキングやファイナンスといった基礎的なビジネススキルはさらっと一通り書籍で読むだけで良いといいます。情報が必要になった際にどこに書いてあったか振り返り、実務にいかせば良いと。ここに時間をかけて十分「理解」したところで、差別化にはつながりません。むしろまだ世の中が気づいていなくて(人気のない分野、ニッチな分野)で自分が好きな領域での知識を深め差別化を図る方が重要だといいます。論理と創造(直感)は時として相対する結論を出すケースもありますが、その両方の意見を出して1つの解を出せる人材がこれから必要とされる人材であり、経営者人材と言えるのだと思います。
欲と無欲のバランス
実力派天邪鬼が導きだす戦略や方針が正しくても、社員に伝わり共感してもらえないと実行には移りません。そのためにはカリスマ性が必要となる。カリスマ性とは何か。人は欲によって行動にドライブがかかるもので、それは決して否定すべきものでもありませんが、一方で、自分を満足させるためではなく、相手を満足させる考え方や行動こそが人を動かすと言います。つまり、無欲な状態が人を惹き付ける、と。欲と無欲は対極にあるものですが、どちらを否定するでもなく、両者を認め、共存させ、バランスをとることこそが必要となります。とはいえ、人間誰しも自分のことを一番に考え、欲望にあふれている以上、意識すべきは無欲さなのかもしれません。この辺で、稲森先生の教えが必要となりそうですね。
自分自身で言うとまだまだすべてが足りていません。
その中でも早急に基礎的なビジネススキルをおさえ、自分自身の領域を見つけて深掘り、無欲さ=利他、誰かのためにという人間性を磨いていかなければなりません。
はじめまして
akissaと申します。
ランキングからお邪魔させていただきました。
何かを始めようとするときに
あれが足りないこれも足りないなんて
考えすぎて、なかなか行動出来ない
ってよくあります。^^
自分の強みを見つけていくことが
必要なんですね。
記事ありがとうございます。
応援しています♪
>akissaさん
コメントありがとうございます!
このブログで初めてコメントをいただきました。
誰かに見てもらえているだけでもうれしいのに、コメントまでいただいてほんとにありがとうございます。
僕自身、自分の強みとか好きなことって何なのかまだよくわからなかったりするのですが
まずはアイディアを形にしながら、続けていきたいことを定めていきたいと思っています。
これからも学んだことだけでなく行動したことも紹介していきたいと思いますので
またお時間のあるときに見てくださいね。