2015年6月10日に高橋優さんの12枚目のシングル「明日はきっといい日になる」がリリースになりました。
高橋優とは
1983年12月26日 秋田県生まれ。
2008年活動の拠点を東京に移してから2年。デビュー前に「福笑い」が東京メトロCMソングとして採用。
その年の7月に「素晴らしき日常」でメジャーデビュー。
2011年上半期には「福笑い」がラジオチャート邦楽1位になりました。
2011年といえばあの東北大震災があった年です。
あの日の夜の道には都心から歩いてきてそしてまた長い道を家まで帰る人が溢れていました。
コンビニにも人が溢れていました。誰一人笑わず誰も喋らず悲しくも怒っているでもなく静かに買い物をして静かに出て行きました。そしてコンビニにはずっと高橋優さんの「福笑い」が何度も何度も繰り返し流れていました。
この世界の共通言語は笑顔だ、笑う角には福が来る、あなたが笑えているように心から幸せであるように願う という内容の歌詞がつきささりました。
きっとあの歌になんとか希望をつないだ人も多かったのではないだろうかと思います。
2013年には武道館公演を行っています。
明日はきっといい日になる
今回の歌詞は自分に言い聞かせる歌でもあり、誰かへの応援歌でもあります。
以前吉本の芸人さんが「明日があるさ」という明るい前向きな歌を歌っていましたが、高橋さんの歌は他の歌のように心の叫びのような歌になっています。
嫌なこと、ストレスがたまること、生きていたらたくさんありますよね。
ほんの小さなことから、大きなことまで。なんでこんなことばかりなんだろうって思うこともありますよね。
そんなとき、この歌はいいます。
まあいっかと割り切れなければとっておきの笑い話にしようと。
明日に希望なんてない、明日だっていいことがあるかなんてわからない。と思うこともあると思うけれどそれでも 明日はきっといい日になるといっています。
あきらめて笑えなくても、今は笑い飛ばせなくても明日はきっといい日になる。
明日がわからないからこそ、明日はきっといい日になる。と思おう。そしていつか笑い話にしよう、と。
明日はきっといい日になる 明日はきっといい日になる と何度も出てくるフレーズの最後に1度だけ「明日はきっといい日にする」という言葉が出てきます。
明日はきっといい日に「する」。願うだけではなくてほんの少しの勇気と決意。このあたりが高橋優さんだと思いませんか?
「明日はきっといい日になる」PVもすごくいい
この歌のプロモーションビデオもすごくいいんです。監督は高橋優さんが行っています。
最後に出てくる劇団ひとりさんのがむしゃらぶりが歌にすごく合ってます。
「明日はきっといい日にする」って自分のことだけじゃなくて誰かを応援したり思いやったり、ほんの小さなそういうことをいっているのかなとも思ったり。
いいPVなので、ぜひPVも見てみてくださいね